こんにちは、メリアルームアーティフィシャルフラワースクールの野村です。前回、6月はジューンブライドにまつわるお花について書いておりますが、今回はウエディングフラワーの主役と言っても過言ではない「ブーケ」について、お話させていただきます。
ブーケと一言でいっても、本当に色々なブーケデザインがありますよね。中でも最近私が注目しているデザインは、こちらの「シャンペトルブーケ」です。
「シャンペトル」のシャンとは、フランス語で田舎を意味する「Champ」のことを指します。まるで野原に咲いている草花を摘みながら束ねたような、野手溢れるブーケのデザイン。
日本の結婚式で多く見られるウエディングブーケはお花をたっぷりと使用したデザインが多いですよね。シャンペトルブーケは、リーフ(葉)、枝、実、小花をメインとして、お花それぞれが伸びやかに生き生きとして、まるで風が吹き渡っていくような、そんな軽やかな印象のブーケです。
一見、なんだか適当にざっくりと組まれている花束のような感じにも見られますが、すべて計算されて花や草を配置し、デザインされているのです。とっても高度な技術とセンスのいるブーケが、「シャンペトルブーケ」なのです。
シャンペトルブーケを日本の結婚式で持つおすすめな点は、日本にある「四季」の移ろい・美しさをナチュラルに表現できる点ではないでしょうか。
例えば6月の今の時期のシャンペトルブーケですと、明るいライム色のリーフやミント、グラミネ(穂物)を入れて爽やか&軽やかにデザインするのもお薦めです。また秋には紅葉したリーフや、実ものを入れて、こっくりとした印象のシャンペトルもステキです。冬にはシルバー系のリーフなどで。
リーフだけでも、季節感をしっかり表現できるブーケです。シャンペトルブーケ、ぜひ名前を覚えてくださいね。
◆Meriaroom Wedding Flower◆—————————————
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